三重県への旅:神々と忍者の里

2019年 06月17日


三重県の概要

日本列島のちょうど真ん中あたりに位置し、奈良、京都、名古屋といった有名スポットに囲まれ、影が薄くなりがちですが、実は多くの知られざる観光資源と魅力に満ち溢れた県なのです。
美しい海と神秘に満ちた山々。この神道の巡礼地で様々な新しい発見があなたを待っています。
 

主な見どころ

- 伊賀上野【忍者の里】(北部):伊賀忍者といえば誰もが知っている有名な流派で、忍術発祥の地とも呼ばれています。忍者屋敷、伊賀上野城とその城下町、忍者修行の森等があり忍者好きにはたまらない場所です。また忍者に関わるイベントも催されています。
‐ 伊勢神宮【お伊勢参り】(東部):日本全国の神社の頂点にして神道の最高神を祀る神社。古くから伊勢神宮に参拝することは非常にありがたいこととされ、伊勢神宮前には参拝者を迎えるおはらい町と呼ばれる賑やかな商店街があります。
- 伊勢志摩国立公園【伊勢、志摩、鳥羽】(東部):近年ではサミットが催されたことで有名です。美しい島々が織りなす風景にきっと魅了されることでしょう。
- 熊野古道【世界遺産】(南部):奈良県、和歌山県とともに吉野熊野国立公園を構成しており、日本最古の神社と言われる「花窟神社」や、かつて海賊の城があったという天然の要塞「鬼ヶ城」など見所があります。
‐ 丸山千枚田(南部):千枚以上の田が斜面に折り重なり日本一の棚田景観と言われています。
グルメ

- 松坂牛(松阪市):三重県松阪市の特産。日本三大和牛の一つに数えられ、「肉の芸術品」の異名を持っています。
- イセエビ(伊勢市):その日本名の由来になるほど伊勢湾の海でよく収穫されています。
- 赤福:伊勢神宮の門前町で300年前から続く餅屋「赤福」の商品で、今では伊勢と言えば「赤福」というほどの定番土産。
-伊勢うどん(伊勢市):極太のもちもち麺と、甘めのたまり醤油で食べる伊勢地方の郷土料理です。
 
名産品

- 伊賀焼:中世から始まったといわれる日本有数の古陶で、高い耐火性と力強い形や色合いが特徴。土鍋等の他、茶器などにも使われます。
- 伊賀組みひも:神具や仏具の他、刀や甲冑等、様々な装飾に使われる伝統工芸。映画「君の名は。」にもその制作風景が登場します。
‐ 真珠:鳥羽湾で初めて真珠の養殖に成功。世界的に有名なミキモトが所有する真珠島はミュージアムになっており、海女の実演も見ることが出来ます。
アトラクション

- 鈴鹿レースサーキット観戦:日本有数のレーシングコースである鈴鹿サーキットがあり、日本のモータースポーツの聖地。
- 長島リゾート(ナガシマスパーランド&なばなの里):スパーランドは温泉と遊園地が一体となったテーマパーク。水着で楽しむことが出来ます。なばなの里では、春夏秋は広大な土地に季節に応じた花が咲き乱れ、冬には国内最大級のイルミネーションで園内が光の魔法で包まれます。
- 伊勢忍者キングダム:戦国時代の歴史、文化を扱うテーマパークで、サムライの時代にタイムスリップしたかのような体験を味わえます。
イベント/祭

- 伊賀上野NINJAフェスタ 2019年4月27日~5月6日(伊賀上野市):忍者の里を盛り上げようと市民によって始められた町おこしイベント。年々参加者も増え規模も大きくなっています。忍者をテーマにしたイベントが盛りだくさんでまさに「忍者の里」そのものです。
- 桑名石取祭 2019年8月2日~4日【世界無形遺産】(桑名市):夜中0時に30台以上の山車が太鼓を打ち鳴らしながら町内を回ることから「天下の奇祭」や「日本一やかましい祭」と呼ばれています。
- 上野天神祭 2019年10月18日~20日(伊賀上野市): 400年の伝統を持ち、豪華な絵巻物のように繰り広げられる荘厳な御神輿の巡幸、百数十体の鬼行列、そして祭囃子を奏でながらこれにつづく九基のだんじりは圧巻の一言です。
 
アクティビティ

- 忍者体験、忍者修行体験【伊賀上野市】:伊賀の忍者屋敷では手裏剣投げやからくり仕掛けの屋敷等の体験が出来ます。市街から離れた山の奥ではかつて忍者が修行していた場所で美しい自然を散策しながら忍者修行体験もできます。
- カヤックやカヌーなど【伊勢市、鳥羽市、志摩市】:日本有数のリアス式海岸美と無数の島々が織りなす絶景の中で様々なマリンスポーツを楽しめます。国立公園独特の景観を楽しみながらサイクリングやウォーキングも人気です。
- 熊野古道ウォーキング【熊野市】:三重県内の熊野古道はそれほど長くありませんが日本最古と呼ばれる花窟神社では他にはないスピリチュアルなパワーを感じられることでしょう。また和歌山県側の熊野古道の中心地へもすぐ近くです。