京都の田舎で農泊体験+忍者、侍、宿坊等文化体験満載ツアー(家族参加歓迎)

京都のお茶の産地に、日本の田園風景を訪ねてみませんか?
地元のお茶農家のもとで農業体験が待っています。生産者と生活を共にし、国内有数のお茶の産地の、こだわりのメソッドを学ぶことができますよ。
このツアーには、他に高野山での宿坊体験など、さまざまな体験が含まれています。
宿坊とは、仏教寺院に併設された宿泊所のこと。出迎えてくれるのはもちろんお坊さんたちです。希望があれば、朝の勤行にも参加することができます。仏教体験ができる、またとない機会になるでしょう。
その他、忍者の里伊賀では、忍者屋敷で忍者の技を学んだり、屋敷中にある「からくり」を楽しむことができます。
旅の最後は、数ある日本の神社の最高位である、伊勢神宮を参拝して締めくくりましょう。
川の流れに寄り添い、複数の社殿を抱える神域なる森を歩けば、きっとその神聖な「気」に圧倒されることでしょう。
8
From ¥296,000

ツアー概要

京都のお茶の産地に、日本の田園風景を訪ねてみませんか?
地元のお茶農家のもとで農業体験が待っています。生産者と生活を共にし、国内有数のお茶の産地の、こだわりのメソッドを学ぶことができますよ。
このツアーには、他に高野山での宿坊体験など、さまざまな体験が含まれています。
宿坊とは、仏教寺院に併設された宿泊所のこと。出迎えてくれるのはもちろんお坊さんたちです。希望があれば、朝の勤行にも参加することができます。仏教体験ができる、またとない機会になるでしょう。
その他、忍者の里伊賀では、忍者屋敷で忍者の技を学んだり、屋敷中にある「からくり」を楽しむことができます。
旅の最後は、数ある日本の神社の最高位である、伊勢神宮を参拝して締めくくりましょう。
川の流れに寄り添い、複数の社殿を抱える神域なる森を歩けば、きっとその神聖な「気」に圧倒されることでしょう。

ツアー前日までのお勧め観光地:

★美山 かやぶきの里
京都の北部には、ぜひ訪れていただきたい伝統的茅葺屋根の集落が点在しています。美山かやぶきの里はそのひとつ。厳しい冬の積雪をしのぐための茅葺屋根の家々は、岐阜の白川郷と比較されることも。自然に囲まれたそのすばらしい景観に、きっと驚かされることでしょう。また、そのうちの2棟は現在資料館として公開され、古民家の内装や民芸品、そして美術作品の展示などを観ることができます。季節ごとに色づくのどかな村を散策したり、芦生の森までハイキングして、手つかずの自然を堪能したりするのもおすすめです。

★嵯峨野トロッコ列車と保津川下り
嵐山はご存知でしょうか?仏教寺院や神社が数多くあるだけでなく、竹林や「モンキーパークいわたやま」など、自然あふれるエリアとしても有名です。嵯峨野トロッコ列車に乗って、周辺の山がちなエリアや素晴らしい風景の中を通り抜けることもできます。トロッコ列車は「ロマンティックトレイン」としても知られていますが、保津川を渓谷沿いに旅するところは、その名をよく映しています。また、終点の亀岡駅から小さな船に乗って、保津川下りをするのもおすすめ。約16キロの道のりを嵐山まで、舟は急流や峻厳なる川の風景の中を滑り下りていきます。ひと時童心に返って純粋に楽しむ、そんな散策になること請けあいです。

★京都の祭り
1年を通して、京都ではたくさんのお祭りが行われますが、そのうちこちらの3つは特におすすめ!幸運にも滞在中であれば、ぜひ訪れてみてください。10月22日に行われる「時代祭」は、各時代の伝統の装束を身にまとった二千人もの人々が、京都御所から平安神宮まで練り歩くお祭り。5月中旬に行われる「葵祭」は、平安貴族そのままに、京都御所から上賀茂神社まで巡行する古典行列。そして夏は何といっても「祇園祭」です。このお祭りの見どころは豪華な装飾の山鉾の巡礼。祇園花街の芸妓を中心としたきれいどころの舞も見逃せません。
 

1日目: 京都

京都自由散策

京都泊
京都市内ホテル(☆☆☆)

2日目:  京都~高野山

高野山
高野山は、紀伊半島の霊山で、大阪から100kmほど南に位置しています。高野山は非常に高名な仏教の巡礼地で、多くの旅行客や巡礼者が雄大な龍神国定公園を通り、高野山内にある117の寺院へ宗教的または霊的体験求めてやってきます。
日本を訪れる観光客においても東京と京都はとりわけ人気が高いですが、しばしば高野山の宿坊体験をするためにやってくる外国人も少なくありません。
スピリチュアルな体験を求めて多くの外国人がインドの聖地を訪れるように、高野山という古くから多くの巡礼者が訪れる霊山へ他で出来ない体験や新しい発見を求めてやってくるのでしょう。

高野山への道のりは十分に整備されておりアクセスも比較的容易です。
大阪南部に位置していることから必然的に大阪が起点となり、列車、ケーブルカー、バスの3つの交通機関を乗り継いで2時間ほどで辿り着くことができます。
観光エリアは山頂部に密集しているため、観光ポイント間の最も離れたところでも数キロしかないため、非常に観光しやすく、時間と体力さえあれば徒歩ですべてを見て回ることも可能です。
観光のハイライトはやはり、日本人ならば誰でも知っている9世紀の仏教の一派の創始者「弘法大師」の廟のある奥の院とそこへ至る参道です。
観光の車で溢れる道が近くを通るとは思えないような石畳の風情ある参道は古の英雄、名家、貴族たちの魂が休む墓地に縁どられ得も言われぬ雰囲気を漂わせています。

他にも高野山には見逃せない多くの美しい見所が点在しています。
ハイシーズンには観光客が押し寄せ、しばしば風情を損なうこともありますが、壇上伽藍や金剛峯寺、大門といった名所の素晴らしさはそれを補って余りあることでしょう。


宿坊:寺院に宿泊
日本のお寺に宿泊し一夜を明かし、僧侶の生活の雰囲気に想像を巡らせてみませんか。
文字通り「僧侶の宿」を意味する宿坊は、もともとは僧侶や参拝者の為に作られた宿泊施設であったため、宿坊での宿泊とは参拝客にとってもまた僧侶同様の簡素なものでした。
しかし観光客の増大に伴い、今では多くの宿坊が一般へと門戸を開き、さらに観光客のニーズに合わせて快適な宿坊が多く見られるようになっています。
日本の仏教は厳格なイメージがしばしば持たれがちですが、毎年多くの観光客が訪れる高野山では日本人観光客のみならず外国人観光客にも配慮した快適な宿坊が多くありますのでご安心ください。(ただしテレビやラジオ、プライベートバスルームなどはありません)
とはいえ高野山の聖域内の各寺院に付属している宿泊施設の為、宿に宿泊しながら様々な仏教に関わる体験をすることができ、食事も肉や魚を使わぬ精進料理で僧侶の生活に足を踏み入れることができます。
早朝には宿坊ならではの朝勤行という儀式や密教独特の護摩祈祷という炎で煩悩を焼き払う儀式に参席したりと、きっと多くの外国人観光客にとって貴重な体験の一つとなるはずです。
高野山では宿坊体験は外国人の方々にも、性別、国籍、宗教を問わず開放されています。
体験に関しては各仏教宗派ごとに独自にそれぞれのお勤めや習慣をもっており、瞑想や念仏の朗読、写経や難解な儀式等全て参加しようと思ったらキリがないほどです。
どの宿坊でも必ず朝勤行があり、参加は各自自由ですので是非宿坊体験をするならば少なくとも朝勤行には参加してみてください。
ただ参加をする場合は早朝の5時~6時には起きなければならないことをご留意ください。

高野山内宿坊
breakfast, dinner

3日目夕方まで:  高野山~奈良

奈良公園

奈良公園は奈良市内の若草山の麓に位置する都市公園で、1880年以来奈良市の管轄として運営されています。
公園内には1200頭以上の野生のシカが自由に徊游し、この鹿は文部科学省により国の天然記念物に指定され、大切に保護されています。
また公園内には他にも奈良国立博物館や高さ16mの巨大な大仏を安置する世界最大の木造建築である東大寺や春日大社など多くの見どころがあります。
公園自体の面積は502ヘクタールほどですが、上記の寺、神社、博物館や興福寺といった奈良公園に隣接または囲まれた敷地を含めるとおよそ660ヘクタールほどに及びます。
奈良の大仏や鹿(約1100頭)は国際的にも有名で、奈良観光のメインとなっており、修学旅行生の姿も多く見られることでしょう。
東大寺修二会やなら燈花会、正倉院展、春日若宮おん祭など古都ならではの見ごたえのある行事も数多く、春には桜の名所として、日本さくら名所100選に選定されており、浮見堂周辺は多くの花見客で賑わいます。
和束荘または和束周辺農泊
breakfast, dinner, lunch

3日目~5日目 和束町で里山体験

和束の魅力~茶源郷~

京都府南部に位置する和束町は宇治茶の郷で、京都府内の茶生産量の約半分を生産しています。八百年もの間脈々と受け継がれ、生活とともにあるその生業の茶畑景観は素晴らしく、京都府景観資産第1号に登録、「日本 で最も美しい村連合」に加入、2015年に䛿「日本茶八百年の歴史散歩」として日本遺産にも登録されています。 田舎ならではの豊かな自然と、今も残る隣近所どうしのつながり、ふれあい。ここでしか見られない茶畑景観、ここ でしか味わえない和束茶や食、ここでしかできない学び、体験をお楽しみください。


石寺の茶畑
和束町でいちばん有名な、石寺の茶畑。
京都府の景観資産第1号にも指定され、さまざまなお茶のPRにこの茶畑の写真が使われています。
最寄りのバス停、「和束高橋」から徒歩10~15分くらい。この道は車でも通り抜けられます。
石寺地区では茶畑の合間に新しい家や古民家が点在し、その様子はまさに生業の風景。
春には桜並木が美しく、寒い冬を乗り越えた茶畑と桜が同時に楽しめるスポットでもあります。


原山の茶畑
和束町ならではの、ちょっと珍しい茶畑といえば、原山の円形茶園。石寺の茶畑の次くらいにメディアに露出していて、お問合せも多いスポットです。
和束町はいたるところ、こんなところにまで!というくらい茶畑があり、先人の努力に感じ入りますが、この円形茶園もそのひとつ。自然と人の手の入った造形美、両方を感じさせてくれます。

最寄りのバス停、「原山」から徒歩20~30分くらい。ハイキングコースとしてもお勧めです。
和束茶カフェで、電動自転車を借りるのも◎
はるかに見下ろす、茶畑のじゅうたんと和束町の街並みの景色は、登って来た苦労を忘れさせてくれます。


白栖・撰原の茶畑
石寺の茶畑から、安積親王陵墓へ至る道沿いの、白栖(しらす)の茶畑と、向こうに臨む、撰原(えりはら)の茶畑。
和束町の茶畑は、川沿いから見上げるだけでは想像がつかないほど、急傾斜の山の上にも広がります。撰原の茶畑は、傾斜に合わせ、パッチワークのように畝が巡らされ、まさに「山畑」のよう。白栖から谷向かいに臨むことができます(目印の看板があります)。
白栖地区の茶畑は道沿いに、花や稲とともに季節折々の風景を見せてくれ、ハイキングコースにぴったりです。


弥勒磨崖仏(長井の弥勒さん)
南山城地域で石仏といえば、笠置寺や、当尾の石仏群が有名ですが、和束町にもいくつか残存しています。
なかでも出色なのは、和束川を覗き込むようにたたずむ、巨岩に彫られた弥勒菩薩像。6~7mの巨岩に3m程の仏像と、その右側に正安2年(西暦1300年)4月の銘が彫られており、鎌倉後期の作とされています。とても状態がよく、よく残っています。
仏滅紀年銘をもつ全国でも数少ない石造物のひとつとのことですが、何より、和束川を見守りひっそりと佇むその姿には、いつ見てもはっとさせられます。


茶畑ウォーキング
日本三大茶の一つ宇治茶の生産地である和束町の茶畑を地元ガイドと一緒にウォーキング。
全国有数の高級煎茶が生産される和束町では、お茶生産は生活の一部となっており、民家と茶畑が一体となった独特の景観美があります。
茶畑はもちろんのこと、森、山、川などの自然を満喫することが出来、四季折々の美しさを楽しんでいただけます。


茶摘み体験(5月~6月)
最も人気のある、お茶摘み体験。
お茶の手摘みをしているものと思われがちですが、現在日本では機械刈りが主流で、最高級品の玉露・抹茶や、品評会に出すもの、イベントなどで手摘みをしています。 和束町でも手摘み体験は可能ですが、繁忙期は、お茶農家さんの都合がつかずご希望に沿えないこともございます。
あらかじめご承知置きください。
ご希望により、茶娘衣装のレンタルも可能です。

お茶3種飲み比べ(7月~4月)

同じチヤの木からできる3つのお茶の飲み比べをします。
煎茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶、烏龍茶、紅茶。いろんなお茶がありますが、すべて同じチヤの木からできること、ご存知でしたか?
栽培方法や加工方法の違いで、違うお茶が生まれます。このうち、3つのお茶の飲み比べをします。
3つの品種のお茶の飲み比べをします。味の違いが分かるかな?
煎茶向き、玉露・碾茶向き、霜に強い、収量が多いなどの特性や味の違い、さらには早生品種、晩生品種などを分散して植えることで、収穫時期の調整をします。
流通しているお茶はブレンドされていることが多いので、品種毎に飲み比べられるのは茶産地ならではです。

美味しいお茶の淹れ方教室

宇治茶の本場、和束町で日本茶インストラクターに教わる、美味しいお茶の淹れ方体験です。
普段は何も考えずに淹れている、お茶。なかにはペットボトルばかりで、急須でお茶を淹れない人も増えている
昨今。日本茶インストラクターからお茶の知識や丁寧な淹れ方を教わりながら、お茶䛾本当の美味しさを体感し
てください。「お茶ってこんなに美味しいものだったのか!」「家でもこういうふうに淹れてみたい」など、大人気の
教室です。

ハーブティー・ハーブ石鹸作り体験

和豆香グリーンファームのハーブ園で、ご自身で摘んだハーブを、フレッシュハーブティーにして飲んでいただきます。
摘みたてのフレッシュハーブ独特の香りと味を、お楽しみください。
またそのハーブを使って手作り石鹸をつくります。
オーガニックで良い香りのする石鹸を思い出と一緒に持ち帰りましょう。



茶道体験

お茶室で、または野点(のだて、屋外でのお茶会のこと)で、茶道を体験してみましょう。
裏千家流の茶道のお点前(てまえ)を見学し、一服いただきます。その後、抹茶を自分で点ててみます。お菓子の取り方、お茶の飲み方なども学びます。
お茶会は、亭主(もてなす側)と客(お茶をいただく側)の一期一会を大切にする時間です。お点前の間は写真撮影などはせず、自分の目で見、釜の音を耳で聞き、ふわっと漂うお茶の香りをかぎ、舌で味わう。五感のすべてを使って、その心を感じてください。



昼頃和束町を出発。


※プログラムは季節や農家の都合によって変更になる可能性がございますので、予めご了承ください。
breakfast, dinner, lunch

5日目(和束町出発後) 和束町~伊賀~伊勢

伊賀〜忍者の里〜
伊賀国は、伊勢、大井、大和、山城の各国に囲まれていた三重県の西部にあった令制国の一つで、現在では伊賀市になっています。
この伊賀国は四つの地域に分かれており、中でも国の守りの要となっていたのが伊賀上野城のある上野です。
伊賀国は伊賀流忍術学校があることで大変有名で、かの有名な服部半蔵は伊賀出身でのちに将軍家に仕えることになった伝説的忍者です。
また俳句を芸術の高みへと押し上げ、現在では俳聖として国内のみならず、海外にまで名が知られている松尾芭蕉も伊賀出身で、芭蕉が自らの足で歩いて非常に短い期間に東日本を旅をしたことから松尾芭蕉は実は忍者だったのではないかとも言われています。
そして伊賀の北には甲賀というやはり忍者の里として有名な地があり、伊賀と共に忍者発祥の地として知られています。
実際には忍者の技術とは6世紀に中国から伝来した孫子の兵法に起源をもっていますが、これらの技術は日本でさらに状況に応じて発展を遂げていきました。
よって実際には忍者の技術は古典的な軍事戦略とは異なり、日本独自に改良されて生み出された忍者という新しいジャンルと言っていいでしょう。
その活動は主に諜報活動や謀略、情報操作、暗殺といった陰に暗躍するものであったため、あまり世にその存在が史実として出ることは少ないが、それゆえなおさら一層忍者伝説が今人々の心を惹きつけるのでしょう。
忍者は他にも長野県戸隠や神奈川県小田原などにも忍者の里があったとされていますが、なかでも伊賀忍者と甲賀忍者の学校は同じ起源を持ち、忍者を育てる最高峰の学校と言われています。
現在ではここ三重県伊賀市には忍者文化を伝える日本の唯一の博物館があり、世界中から忍者好きの観光客が訪れています。

忍者体験館

伊賀忍者が上野城へ密かに潜入する様子をご覧いただきます。ミニシアターの壁に設置されたビデオ画面で、彼らがどのようにして誰にも気づかれることなく城に潜入し、そして脱出したのかをご覧いただきます。その中で、忍者が作戦実行のために使った道具について学び、また、それらの一部を実際に使ってみることもできます。
当時使用された本物の手裏剣を含め、400点以上の忍具を展示しています。

忍者ショー

当時実際に使用されていた忍具を使って、忍者がいかに使用したかを実演でご覧いただきます。手裏剣、刀、鎖鎌といった忍具を使用し、迫力満点です。

伊賀流忍者屋敷

火薬の製造技術が敵方のスパイに盗まれないために、典型的な忍者屋敷では、わなを仕掛けたり、からくり廊下を使って防御していました。忍者屋敷は農民の住まいそのもので、そこに「どんでん返し」「抜け道」「隠し戸」「刀隠し」などの仕掛け・からくりを備えていました。
ここではくノ一(女忍者)が皆さんを屋敷の隅々まで案内し、室内に仕掛けられた数々の仕掛け・からくりを実演してご案内します。
鳥羽市内ホテル(☆☆☆)
breakfast, dinner

6日目: 伊勢,鳥羽

伊勢神宮
伊勢神宮は、三重県の中心にある伊勢市に位置し、神宮神域は伊勢志摩国立公園の一部であり、夫婦岩や斎宮(平安時代の皇居)などの歴史的なスポットもあります。
聖域は、実際には100以上の社宮からなり、主に 「内宮」「外宮」の2つの主要社から構成されています。 太陽の女神、天照大神に捧げられた前者は公式には皇大神宮と呼ばれ、宇治舘地区(単に宇治と呼ばれることもある)に位置しています。 豊受大神に捧げられた後者は、正式に豊受大神宮と呼ばれ豊川地区に位置し、両者はおよそ6kmほど離れているため観光客は「内宮」のみを訪れることが多いが「正式」にはまず「外宮」を参拝した後内宮を参拝するのが正しい作法とされています。
天皇の三種の神器の一つである八咫鏡をご神体として収めているこの神社はおそらく神道で最も神聖な場所といっても過言ではないでしょう。
社殿内部へのアクセスは規制されており、見学客は聖域の一部のみを訪問することができます。


お伊勢参り~おはらい町~


おはらい町ではかつて江戸時代の伊勢神宮参拝ブームで活気づいた門前町の風景を見ることができます。
戦国時代が終わりをつげ江戸時代に入るとお伊勢参りまたはおかげ参りという伊勢へ日本全国から参拝に訪れるという一大ブームが起こりました。
日本では死後の安寧は仏に祈る一方で現世利益は神道の神に祈ります。
比較的安定し、商売が栄えるようになった江戸時代には現世利益を求めるために神道の総本山ともいうべき伊勢神宮が非常に注目されるようになり、
また伊勢神宮に祀られている天照大神は商売繁盛も司っているためなおさらいっそう商家の人々にとってはぜひとも一度はお参りしなければならない場所となりました。
全国の街道のインフラ整備が進み、人の流通が容易になったことと、戦乱で荒廃した伊勢神宮の復興のため神宮関係者が各地へ伊勢参りの宣伝活動を行ったことも大きな要因です。
神宮は60年周期で社殿を新しく作り変えますが、作り変えた翌年をおかげ年といって最もご利益が増すと信じられていたため、お陰参りも60年に一度数百万人単位で日本全国から参拝客が訪れる大イベントとなりました。
当時は一般庶民が別の町に移動するためには手形(パスポートまたはビザ)が必要で、取得が困難でしたがお伊勢参りの名目があれば容易に取得することができました。
遠方から訪れる参拝客はここぞとばかりに京都や大阪で観光を楽しみ、また参拝客の為にガイドブックが販売され、神宮関係者は旅行会社さながら参拝客の為にツアーを組み、宿を確保し、さらに観光ガイドをし、そして神宮の入口には賑やかな商店街が形成され、活気に満ち溢れ、お土産屋や食事処、宿屋等が立ち並び参拝客を呼び込んでいました。
この様子はまさに現代のツーリズムの先駆けと言えるでしょう。
近世に入り参拝客の減少を憂慮した伊勢の商工会はかつての町並み風景の再生により、伊勢神宮にかつての活気を取り戻す目標を掲げ、江戸風情ただよう門前町「おはらい町」を作り上げました。
おはらい町の中央部には「おかげ横丁」というかつての建造物群を忠実に再現して作り上げた地域があります。

午後: 伊勢、鳥羽自由散策

☆散策ポイント
《安土桃山城下街》
このテーマパークは、日本史上において強大な権力を握った有数の支配者の中の二人織田信長と豊臣秀吉が生きた戦国時代を再現したもので日本の風俗、建築、衣服、食べ物などの生活様式を体験できるテーマパークです。

アクティビティー

まずは一層雰囲気を楽しむために侍や忍者、舞妓へ変身してみましょう。
安土桃山城下街は観光はもちろんのことですが、特に様々な体験を楽しむことを目的としたテーマパークです。例えば昔の日本版サイコロや和製ダーツ、トランプゲームをしたり、 弓矢体験をしたり、 もちろん忍者の故郷も近いので手裏剣投げや忍者修行体験、忍者からくり迷路を楽しむこともできます。
他にも刀の鋳造の見学や刀の試し切りをしたり、刀剣館など国際武術文化連盟によって運営されている本格的なものもあり、老若男女世代を問わず楽しむことができます。
カップルで来られる場合は、夜まで過ごしてロマンチックな雰囲気を楽しむのはいかがでしょうか。

見学ポイント

鍛冶屋がカタナを鋳造する複雑な過程に興味のある方は是非一度博物館を訪れてみてください。
また、合戦ショー、太鼓ショー、忍者決闘ショーなどのスペクタクルも観覧いただけます。
伊勢湾や城下町、周辺の田舎の美しい景色を眺めるのにうってつけのポイントは、安土城の天守閣です。
この城は戦国時代真っ只中の16世紀末に織田信長建てた安土城を再現したものです。
織田信長は日本で最も有名な歴史上の人物の一人で、そのずば抜けた決断力や柔軟な発想で一介の小領主から天下を手にする手前で道半ばで命を落とした名将で、その城の外観の奇抜さも彼らしさをものがたっているのではないでしょうか。



《ミキモト真珠島》
鳥羽は地理的に言えばまさに日本の中心に位置しており、 伊勢志摩国立公園の入り口となっているこの街は、緑豊かな山々に囲まれ、保護区となっている美しい海に面した国際的な観光地です。
鳥羽湾の息を呑むほどの眺めには多くの島々が浮かんでおり、その中に世界的に有名なミキモトの真珠島があるのをご覧いただけるでしょう。
ミキモト真珠の創業者御木本幸吉は1893年初めて真珠の養殖実験に成功し、その後その真珠養殖を本格的に真珠島でスタートし、1951年に島は一般に公開されました。
今ではミキモト島には世界中から真珠愛好家やビジネスマン、観光客が世界のミキモト真珠を一目見ようとやってきます。
ここできっと真珠の秘密と美しさを学び、またプロの海女が真珠を収集する優雅な技に目を見張ることでしょう。
きっと真珠同様に心に輝きいつまでも残る思い出になることでしょう。《鳥羽湾巡り》
鳥羽湾の島々を満喫するのに最適な方法として、遊覧船に乗ってみるのはどうでしょうか。鳥羽駅の近くから出港する遊覧船に乗れば、ダイナミックな景観を楽しむことができるでしょう。
途中でイルカ島に立ち寄ることもできます。ここではイルカショーやアシカショーを始め、イルカたちに触ることもでき、大人も子どもも楽しめるようになっています。可愛い動物たちと触れ合った後は、リフトか歩いて山の上にある展望台に登ってみましょう。美しい鳥羽湾を一望できます。
遊覧船の乗船時間は約50分です(イルカ島での滞在を除く)。なお遊覧船ルートにミキモト真珠島も含まれているので、そちらをお楽しみ頂くこともできます(見学は別途料金です)。
鳥羽市内ホテル(☆☆☆)
breakfast, dinner

7日目:  鳥羽~名古屋

ホテル出発後、午前中フリー 

午後、名古屋へ。

※別途追加料金2万円で東京泊も可能です(新幹線、東京駅付近ホテル宿泊費込み)。ただし、東京駅~ホテル間の移動はご自身でお願いいたします。
※午前または夕方出発も可能です。
※別途料金で鳥羽延泊も可能です。お気軽にお問い合わせください。
名古屋市内ホテル(☆☆☆)
breakfast

8日目ツアー終了後のお勧め観光地



ルートマップ

ツアー詳細

ツアー前日までのお勧め観光地:

★美山 かやぶきの里
京都の北部には、ぜひ訪れていただきたい伝統的茅葺屋根の集落が点在しています。美山かやぶきの里はそのひとつ。厳しい冬の積雪をしのぐための茅葺屋根の家々は、岐阜の白川郷と比較されることも。自然に囲まれたそのすばらしい景観に、きっと驚かされることでしょう。また、そのうちの2棟は現在資料館として公開され、古民家の内装や民芸品、そして美術作品の展示などを観ることができます。季節ごとに色づくのどかな村を散策したり、芦生の森までハイキングして、手つかずの自然を堪能したりするのもおすすめです。

★嵯峨野トロッコ列車と保津川下り
嵐山はご存知でしょうか?仏教寺院や神社が数多くあるだけでなく、竹林や「モンキーパークいわたやま」など、自然あふれるエリアとしても有名です。嵯峨野トロッコ列車に乗って、周辺の山がちなエリアや素晴らしい風景の中を通り抜けることもできます。トロッコ列車は「ロマンティックトレイン」としても知られていますが、保津川を渓谷沿いに旅するところは、その名をよく映しています。また、終点の亀岡駅から小さな船に乗って、保津川下りをするのもおすすめ。約16キロの道のりを嵐山まで、舟は急流や峻厳なる川の風景の中を滑り下りていきます。ひと時童心に返って純粋に楽しむ、そんな散策になること請けあいです。

★京都の祭り
1年を通して、京都ではたくさんのお祭りが行われますが、そのうちこちらの3つは特におすすめ!幸運にも滞在中であれば、ぜひ訪れてみてください。10月22日に行われる「時代祭」は、各時代の伝統の装束を身にまとった二千人もの人々が、京都御所から平安神宮まで練り歩くお祭り。5月中旬に行われる「葵祭」は、平安貴族そのままに、京都御所から上賀茂神社まで巡行する古典行列。そして夏は何といっても「祇園祭」です。このお祭りの見どころは豪華な装飾の山鉾の巡礼。祇園花街の芸妓を中心としたきれいどころの舞も見逃せません。
 

1日目: 京都

京都自由散策

京都泊
京都市内ホテル(☆☆☆)

2日目:  京都~高野山

高野山
高野山は、紀伊半島の霊山で、大阪から100kmほど南に位置しています。高野山は非常に高名な仏教の巡礼地で、多くの旅行客や巡礼者が雄大な龍神国定公園を通り、高野山内にある117の寺院へ宗教的または霊的体験求めてやってきます。
日本を訪れる観光客においても東京と京都はとりわけ人気が高いですが、しばしば高野山の宿坊体験をするためにやってくる外国人も少なくありません。
スピリチュアルな体験を求めて多くの外国人がインドの聖地を訪れるように、高野山という古くから多くの巡礼者が訪れる霊山へ他で出来ない体験や新しい発見を求めてやってくるのでしょう。

高野山への道のりは十分に整備されておりアクセスも比較的容易です。
大阪南部に位置していることから必然的に大阪が起点となり、列車、ケーブルカー、バスの3つの交通機関を乗り継いで2時間ほどで辿り着くことができます。
観光エリアは山頂部に密集しているため、観光ポイント間の最も離れたところでも数キロしかないため、非常に観光しやすく、時間と体力さえあれば徒歩ですべてを見て回ることも可能です。
観光のハイライトはやはり、日本人ならば誰でも知っている9世紀の仏教の一派の創始者「弘法大師」の廟のある奥の院とそこへ至る参道です。
観光の車で溢れる道が近くを通るとは思えないような石畳の風情ある参道は古の英雄、名家、貴族たちの魂が休む墓地に縁どられ得も言われぬ雰囲気を漂わせています。

他にも高野山には見逃せない多くの美しい見所が点在しています。
ハイシーズンには観光客が押し寄せ、しばしば風情を損なうこともありますが、壇上伽藍や金剛峯寺、大門といった名所の素晴らしさはそれを補って余りあることでしょう。


宿坊:寺院に宿泊
日本のお寺に宿泊し一夜を明かし、僧侶の生活の雰囲気に想像を巡らせてみませんか。
文字通り「僧侶の宿」を意味する宿坊は、もともとは僧侶や参拝者の為に作られた宿泊施設であったため、宿坊での宿泊とは参拝客にとってもまた僧侶同様の簡素なものでした。
しかし観光客の増大に伴い、今では多くの宿坊が一般へと門戸を開き、さらに観光客のニーズに合わせて快適な宿坊が多く見られるようになっています。
日本の仏教は厳格なイメージがしばしば持たれがちですが、毎年多くの観光客が訪れる高野山では日本人観光客のみならず外国人観光客にも配慮した快適な宿坊が多くありますのでご安心ください。(ただしテレビやラジオ、プライベートバスルームなどはありません)
とはいえ高野山の聖域内の各寺院に付属している宿泊施設の為、宿に宿泊しながら様々な仏教に関わる体験をすることができ、食事も肉や魚を使わぬ精進料理で僧侶の生活に足を踏み入れることができます。
早朝には宿坊ならではの朝勤行という儀式や密教独特の護摩祈祷という炎で煩悩を焼き払う儀式に参席したりと、きっと多くの外国人観光客にとって貴重な体験の一つとなるはずです。
高野山では宿坊体験は外国人の方々にも、性別、国籍、宗教を問わず開放されています。
体験に関しては各仏教宗派ごとに独自にそれぞれのお勤めや習慣をもっており、瞑想や念仏の朗読、写経や難解な儀式等全て参加しようと思ったらキリがないほどです。
どの宿坊でも必ず朝勤行があり、参加は各自自由ですので是非宿坊体験をするならば少なくとも朝勤行には参加してみてください。
ただ参加をする場合は早朝の5時~6時には起きなければならないことをご留意ください。

高野山内宿坊
breakfast, dinner

3日目夕方まで:  高野山~奈良

奈良公園

奈良公園は奈良市内の若草山の麓に位置する都市公園で、1880年以来奈良市の管轄として運営されています。
公園内には1200頭以上の野生のシカが自由に徊游し、この鹿は文部科学省により国の天然記念物に指定され、大切に保護されています。
また公園内には他にも奈良国立博物館や高さ16mの巨大な大仏を安置する世界最大の木造建築である東大寺や春日大社など多くの見どころがあります。
公園自体の面積は502ヘクタールほどですが、上記の寺、神社、博物館や興福寺といった奈良公園に隣接または囲まれた敷地を含めるとおよそ660ヘクタールほどに及びます。
奈良の大仏や鹿(約1100頭)は国際的にも有名で、奈良観光のメインとなっており、修学旅行生の姿も多く見られることでしょう。
東大寺修二会やなら燈花会、正倉院展、春日若宮おん祭など古都ならではの見ごたえのある行事も数多く、春には桜の名所として、日本さくら名所100選に選定されており、浮見堂周辺は多くの花見客で賑わいます。
和束荘または和束周辺農泊
breakfast, dinner, lunch

3日目~5日目 和束町で里山体験

和束の魅力~茶源郷~

京都府南部に位置する和束町は宇治茶の郷で、京都府内の茶生産量の約半分を生産しています。八百年もの間脈々と受け継がれ、生活とともにあるその生業の茶畑景観は素晴らしく、京都府景観資産第1号に登録、「日本 で最も美しい村連合」に加入、2015年に䛿「日本茶八百年の歴史散歩」として日本遺産にも登録されています。 田舎ならではの豊かな自然と、今も残る隣近所どうしのつながり、ふれあい。ここでしか見られない茶畑景観、ここ でしか味わえない和束茶や食、ここでしかできない学び、体験をお楽しみください。


石寺の茶畑
和束町でいちばん有名な、石寺の茶畑。
京都府の景観資産第1号にも指定され、さまざまなお茶のPRにこの茶畑の写真が使われています。
最寄りのバス停、「和束高橋」から徒歩10~15分くらい。この道は車でも通り抜けられます。
石寺地区では茶畑の合間に新しい家や古民家が点在し、その様子はまさに生業の風景。
春には桜並木が美しく、寒い冬を乗り越えた茶畑と桜が同時に楽しめるスポットでもあります。


原山の茶畑
和束町ならではの、ちょっと珍しい茶畑といえば、原山の円形茶園。石寺の茶畑の次くらいにメディアに露出していて、お問合せも多いスポットです。
和束町はいたるところ、こんなところにまで!というくらい茶畑があり、先人の努力に感じ入りますが、この円形茶園もそのひとつ。自然と人の手の入った造形美、両方を感じさせてくれます。

最寄りのバス停、「原山」から徒歩20~30分くらい。ハイキングコースとしてもお勧めです。
和束茶カフェで、電動自転車を借りるのも◎
はるかに見下ろす、茶畑のじゅうたんと和束町の街並みの景色は、登って来た苦労を忘れさせてくれます。


白栖・撰原の茶畑
石寺の茶畑から、安積親王陵墓へ至る道沿いの、白栖(しらす)の茶畑と、向こうに臨む、撰原(えりはら)の茶畑。
和束町の茶畑は、川沿いから見上げるだけでは想像がつかないほど、急傾斜の山の上にも広がります。撰原の茶畑は、傾斜に合わせ、パッチワークのように畝が巡らされ、まさに「山畑」のよう。白栖から谷向かいに臨むことができます(目印の看板があります)。
白栖地区の茶畑は道沿いに、花や稲とともに季節折々の風景を見せてくれ、ハイキングコースにぴったりです。


弥勒磨崖仏(長井の弥勒さん)
南山城地域で石仏といえば、笠置寺や、当尾の石仏群が有名ですが、和束町にもいくつか残存しています。
なかでも出色なのは、和束川を覗き込むようにたたずむ、巨岩に彫られた弥勒菩薩像。6~7mの巨岩に3m程の仏像と、その右側に正安2年(西暦1300年)4月の銘が彫られており、鎌倉後期の作とされています。とても状態がよく、よく残っています。
仏滅紀年銘をもつ全国でも数少ない石造物のひとつとのことですが、何より、和束川を見守りひっそりと佇むその姿には、いつ見てもはっとさせられます。


茶畑ウォーキング
日本三大茶の一つ宇治茶の生産地である和束町の茶畑を地元ガイドと一緒にウォーキング。
全国有数の高級煎茶が生産される和束町では、お茶生産は生活の一部となっており、民家と茶畑が一体となった独特の景観美があります。
茶畑はもちろんのこと、森、山、川などの自然を満喫することが出来、四季折々の美しさを楽しんでいただけます。


茶摘み体験(5月~6月)
最も人気のある、お茶摘み体験。
お茶の手摘みをしているものと思われがちですが、現在日本では機械刈りが主流で、最高級品の玉露・抹茶や、品評会に出すもの、イベントなどで手摘みをしています。 和束町でも手摘み体験は可能ですが、繁忙期は、お茶農家さんの都合がつかずご希望に沿えないこともございます。
あらかじめご承知置きください。
ご希望により、茶娘衣装のレンタルも可能です。

お茶3種飲み比べ(7月~4月)

同じチヤの木からできる3つのお茶の飲み比べをします。
煎茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶、烏龍茶、紅茶。いろんなお茶がありますが、すべて同じチヤの木からできること、ご存知でしたか?
栽培方法や加工方法の違いで、違うお茶が生まれます。このうち、3つのお茶の飲み比べをします。
3つの品種のお茶の飲み比べをします。味の違いが分かるかな?
煎茶向き、玉露・碾茶向き、霜に強い、収量が多いなどの特性や味の違い、さらには早生品種、晩生品種などを分散して植えることで、収穫時期の調整をします。
流通しているお茶はブレンドされていることが多いので、品種毎に飲み比べられるのは茶産地ならではです。

美味しいお茶の淹れ方教室

宇治茶の本場、和束町で日本茶インストラクターに教わる、美味しいお茶の淹れ方体験です。
普段は何も考えずに淹れている、お茶。なかにはペットボトルばかりで、急須でお茶を淹れない人も増えている
昨今。日本茶インストラクターからお茶の知識や丁寧な淹れ方を教わりながら、お茶䛾本当の美味しさを体感し
てください。「お茶ってこんなに美味しいものだったのか!」「家でもこういうふうに淹れてみたい」など、大人気の
教室です。

ハーブティー・ハーブ石鹸作り体験

和豆香グリーンファームのハーブ園で、ご自身で摘んだハーブを、フレッシュハーブティーにして飲んでいただきます。
摘みたてのフレッシュハーブ独特の香りと味を、お楽しみください。
またそのハーブを使って手作り石鹸をつくります。
オーガニックで良い香りのする石鹸を思い出と一緒に持ち帰りましょう。



茶道体験

お茶室で、または野点(のだて、屋外でのお茶会のこと)で、茶道を体験してみましょう。
裏千家流の茶道のお点前(てまえ)を見学し、一服いただきます。その後、抹茶を自分で点ててみます。お菓子の取り方、お茶の飲み方なども学びます。
お茶会は、亭主(もてなす側)と客(お茶をいただく側)の一期一会を大切にする時間です。お点前の間は写真撮影などはせず、自分の目で見、釜の音を耳で聞き、ふわっと漂うお茶の香りをかぎ、舌で味わう。五感のすべてを使って、その心を感じてください。



昼頃和束町を出発。


※プログラムは季節や農家の都合によって変更になる可能性がございますので、予めご了承ください。
breakfast, dinner, lunch

5日目(和束町出発後) 和束町~伊賀~伊勢

伊賀〜忍者の里〜
伊賀国は、伊勢、大井、大和、山城の各国に囲まれていた三重県の西部にあった令制国の一つで、現在では伊賀市になっています。
この伊賀国は四つの地域に分かれており、中でも国の守りの要となっていたのが伊賀上野城のある上野です。
伊賀国は伊賀流忍術学校があることで大変有名で、かの有名な服部半蔵は伊賀出身でのちに将軍家に仕えることになった伝説的忍者です。
また俳句を芸術の高みへと押し上げ、現在では俳聖として国内のみならず、海外にまで名が知られている松尾芭蕉も伊賀出身で、芭蕉が自らの足で歩いて非常に短い期間に東日本を旅をしたことから松尾芭蕉は実は忍者だったのではないかとも言われています。
そして伊賀の北には甲賀というやはり忍者の里として有名な地があり、伊賀と共に忍者発祥の地として知られています。
実際には忍者の技術とは6世紀に中国から伝来した孫子の兵法に起源をもっていますが、これらの技術は日本でさらに状況に応じて発展を遂げていきました。
よって実際には忍者の技術は古典的な軍事戦略とは異なり、日本独自に改良されて生み出された忍者という新しいジャンルと言っていいでしょう。
その活動は主に諜報活動や謀略、情報操作、暗殺といった陰に暗躍するものであったため、あまり世にその存在が史実として出ることは少ないが、それゆえなおさら一層忍者伝説が今人々の心を惹きつけるのでしょう。
忍者は他にも長野県戸隠や神奈川県小田原などにも忍者の里があったとされていますが、なかでも伊賀忍者と甲賀忍者の学校は同じ起源を持ち、忍者を育てる最高峰の学校と言われています。
現在ではここ三重県伊賀市には忍者文化を伝える日本の唯一の博物館があり、世界中から忍者好きの観光客が訪れています。

忍者体験館

伊賀忍者が上野城へ密かに潜入する様子をご覧いただきます。ミニシアターの壁に設置されたビデオ画面で、彼らがどのようにして誰にも気づかれることなく城に潜入し、そして脱出したのかをご覧いただきます。その中で、忍者が作戦実行のために使った道具について学び、また、それらの一部を実際に使ってみることもできます。
当時使用された本物の手裏剣を含め、400点以上の忍具を展示しています。

忍者ショー

当時実際に使用されていた忍具を使って、忍者がいかに使用したかを実演でご覧いただきます。手裏剣、刀、鎖鎌といった忍具を使用し、迫力満点です。

伊賀流忍者屋敷

火薬の製造技術が敵方のスパイに盗まれないために、典型的な忍者屋敷では、わなを仕掛けたり、からくり廊下を使って防御していました。忍者屋敷は農民の住まいそのもので、そこに「どんでん返し」「抜け道」「隠し戸」「刀隠し」などの仕掛け・からくりを備えていました。
ここではくノ一(女忍者)が皆さんを屋敷の隅々まで案内し、室内に仕掛けられた数々の仕掛け・からくりを実演してご案内します。
鳥羽市内ホテル(☆☆☆)
breakfast, dinner

6日目: 伊勢,鳥羽

伊勢神宮
伊勢神宮は、三重県の中心にある伊勢市に位置し、神宮神域は伊勢志摩国立公園の一部であり、夫婦岩や斎宮(平安時代の皇居)などの歴史的なスポットもあります。
聖域は、実際には100以上の社宮からなり、主に 「内宮」「外宮」の2つの主要社から構成されています。 太陽の女神、天照大神に捧げられた前者は公式には皇大神宮と呼ばれ、宇治舘地区(単に宇治と呼ばれることもある)に位置しています。 豊受大神に捧げられた後者は、正式に豊受大神宮と呼ばれ豊川地区に位置し、両者はおよそ6kmほど離れているため観光客は「内宮」のみを訪れることが多いが「正式」にはまず「外宮」を参拝した後内宮を参拝するのが正しい作法とされています。
天皇の三種の神器の一つである八咫鏡をご神体として収めているこの神社はおそらく神道で最も神聖な場所といっても過言ではないでしょう。
社殿内部へのアクセスは規制されており、見学客は聖域の一部のみを訪問することができます。


お伊勢参り~おはらい町~


おはらい町ではかつて江戸時代の伊勢神宮参拝ブームで活気づいた門前町の風景を見ることができます。
戦国時代が終わりをつげ江戸時代に入るとお伊勢参りまたはおかげ参りという伊勢へ日本全国から参拝に訪れるという一大ブームが起こりました。
日本では死後の安寧は仏に祈る一方で現世利益は神道の神に祈ります。
比較的安定し、商売が栄えるようになった江戸時代には現世利益を求めるために神道の総本山ともいうべき伊勢神宮が非常に注目されるようになり、
また伊勢神宮に祀られている天照大神は商売繁盛も司っているためなおさらいっそう商家の人々にとってはぜひとも一度はお参りしなければならない場所となりました。
全国の街道のインフラ整備が進み、人の流通が容易になったことと、戦乱で荒廃した伊勢神宮の復興のため神宮関係者が各地へ伊勢参りの宣伝活動を行ったことも大きな要因です。
神宮は60年周期で社殿を新しく作り変えますが、作り変えた翌年をおかげ年といって最もご利益が増すと信じられていたため、お陰参りも60年に一度数百万人単位で日本全国から参拝客が訪れる大イベントとなりました。
当時は一般庶民が別の町に移動するためには手形(パスポートまたはビザ)が必要で、取得が困難でしたがお伊勢参りの名目があれば容易に取得することができました。
遠方から訪れる参拝客はここぞとばかりに京都や大阪で観光を楽しみ、また参拝客の為にガイドブックが販売され、神宮関係者は旅行会社さながら参拝客の為にツアーを組み、宿を確保し、さらに観光ガイドをし、そして神宮の入口には賑やかな商店街が形成され、活気に満ち溢れ、お土産屋や食事処、宿屋等が立ち並び参拝客を呼び込んでいました。
この様子はまさに現代のツーリズムの先駆けと言えるでしょう。
近世に入り参拝客の減少を憂慮した伊勢の商工会はかつての町並み風景の再生により、伊勢神宮にかつての活気を取り戻す目標を掲げ、江戸風情ただよう門前町「おはらい町」を作り上げました。
おはらい町の中央部には「おかげ横丁」というかつての建造物群を忠実に再現して作り上げた地域があります。

午後: 伊勢、鳥羽自由散策

☆散策ポイント
《安土桃山城下街》
このテーマパークは、日本史上において強大な権力を握った有数の支配者の中の二人織田信長と豊臣秀吉が生きた戦国時代を再現したもので日本の風俗、建築、衣服、食べ物などの生活様式を体験できるテーマパークです。

アクティビティー

まずは一層雰囲気を楽しむために侍や忍者、舞妓へ変身してみましょう。
安土桃山城下街は観光はもちろんのことですが、特に様々な体験を楽しむことを目的としたテーマパークです。例えば昔の日本版サイコロや和製ダーツ、トランプゲームをしたり、 弓矢体験をしたり、 もちろん忍者の故郷も近いので手裏剣投げや忍者修行体験、忍者からくり迷路を楽しむこともできます。
他にも刀の鋳造の見学や刀の試し切りをしたり、刀剣館など国際武術文化連盟によって運営されている本格的なものもあり、老若男女世代を問わず楽しむことができます。
カップルで来られる場合は、夜まで過ごしてロマンチックな雰囲気を楽しむのはいかがでしょうか。

見学ポイント

鍛冶屋がカタナを鋳造する複雑な過程に興味のある方は是非一度博物館を訪れてみてください。
また、合戦ショー、太鼓ショー、忍者決闘ショーなどのスペクタクルも観覧いただけます。
伊勢湾や城下町、周辺の田舎の美しい景色を眺めるのにうってつけのポイントは、安土城の天守閣です。
この城は戦国時代真っ只中の16世紀末に織田信長建てた安土城を再現したものです。
織田信長は日本で最も有名な歴史上の人物の一人で、そのずば抜けた決断力や柔軟な発想で一介の小領主から天下を手にする手前で道半ばで命を落とした名将で、その城の外観の奇抜さも彼らしさをものがたっているのではないでしょうか。



《ミキモト真珠島》
鳥羽は地理的に言えばまさに日本の中心に位置しており、 伊勢志摩国立公園の入り口となっているこの街は、緑豊かな山々に囲まれ、保護区となっている美しい海に面した国際的な観光地です。
鳥羽湾の息を呑むほどの眺めには多くの島々が浮かんでおり、その中に世界的に有名なミキモトの真珠島があるのをご覧いただけるでしょう。
ミキモト真珠の創業者御木本幸吉は1893年初めて真珠の養殖実験に成功し、その後その真珠養殖を本格的に真珠島でスタートし、1951年に島は一般に公開されました。
今ではミキモト島には世界中から真珠愛好家やビジネスマン、観光客が世界のミキモト真珠を一目見ようとやってきます。
ここできっと真珠の秘密と美しさを学び、またプロの海女が真珠を収集する優雅な技に目を見張ることでしょう。
きっと真珠同様に心に輝きいつまでも残る思い出になることでしょう。《鳥羽湾巡り》
鳥羽湾の島々を満喫するのに最適な方法として、遊覧船に乗ってみるのはどうでしょうか。鳥羽駅の近くから出港する遊覧船に乗れば、ダイナミックな景観を楽しむことができるでしょう。
途中でイルカ島に立ち寄ることもできます。ここではイルカショーやアシカショーを始め、イルカたちに触ることもでき、大人も子どもも楽しめるようになっています。可愛い動物たちと触れ合った後は、リフトか歩いて山の上にある展望台に登ってみましょう。美しい鳥羽湾を一望できます。
遊覧船の乗船時間は約50分です(イルカ島での滞在を除く)。なお遊覧船ルートにミキモト真珠島も含まれているので、そちらをお楽しみ頂くこともできます(見学は別途料金です)。
鳥羽市内ホテル(☆☆☆)
breakfast, dinner

7日目:  鳥羽~名古屋

ホテル出発後、午前中フリー 

午後、名古屋へ。

※別途追加料金2万円で東京泊も可能です(新幹線、東京駅付近ホテル宿泊費込み)。ただし、東京駅~ホテル間の移動はご自身でお願いいたします。
※午前または夕方出発も可能です。
※別途料金で鳥羽延泊も可能です。お気軽にお問い合わせください。
名古屋市内ホテル(☆☆☆)
breakfast

8日目ツアー終了後のお勧め観光地



参加条件(対象、その他)最少催行
  • 子どもは大人の同伴が必要です。

  • お体の不自由な方またはご旅行日程中で補助が必要な方は、ご予約の際にその旨をお知らせください。

  • 食事に関する具体的な要望がございましたら、ご予約の際にその旨をお知らせください。

  • ツアー出発には、少なくとも4人以上のご参加が必要です。個人でのご予約の場合、ご予約は最少催行人数に達したときのみ行えます。

  • ツアー会社は最少催行人数に達していないとき、出発日30日前にツアーを中止する権利を有します。

  • 行程中、交通機関や天候、その他諸事情により遅れや観光時間の短縮、一部中止の場合にでも返金の請求には応じられません。

  • 天候や開館時間の変更により、ツアー日程の変更する場合があります。

  • 料金は一人当たりダブル/ツインルームの値段となっています。

  • お一人でご参加のお客様はシングルチャージが別途かかります。また旅館ではシングルのお部屋のご用意がない場合がございます。予めご了承ください。

  • ご予約は遅くともご出発の30日までにお済ませください。

注意事項
  • 皆様により我々の文化をより深く知ってもらうために、いくつかタイプ別のホテルを用意いたしております。「宿泊」をご確認ください。

  • 弊社の旅行では公共交通機関を利用いたします。詳細は「交通手段」をご確認ください。

  • 日本を旅行することは、多彩で、魅惑的な和食を発見することです。行程中いくつかの場所で昼食と夕食のための自由時間があるのはこのためです。日本の多くの主要なレストランと、格安値段での品質に驚くことでしょう。詳細「食事」をご確認下さい。

  • 旅行鞄は旅行中二日か三日おきにホテルからホテルへと送られるため、その期間中に必要な着替えや必需品を持ち運ぶための中程度のカバンやリュックなどをご用意ください。詳細は「スーツケースの発送」をご確認ください。

  • 軽いウォーキング程度のアクティビティが含まれます。歩きやすい靴をご持参ください。

  • 旅程中では自由行動の時間を所々でもうけております。交通事情に留意しながら、ご自由に興味がある場所を楽しんでください。自由時間中の交通費や個人出費は自己負担になります。

  • その他旅行に関するお役立ち情報等に関しましては「トラベルインフォメーション」をご覧ください。

  • 写真はイメージです。

    《気候》
     

    平均気温

    1月

    2月

    3月

    4月

    5月

    6月

    7月

    8月

    9月

    10月

    11月

    12月

    高野山

    -0.5 0.1 0.6 9.3 14.0 17.9 21.8 22.4 19.0 12.8 7.2 2.0

    和束町

    1.9 2.4 5.2 11.3 16.1 20.3 24.5 25.5 21.4 15.1 9.5 4.5

    伊勢

    5.5 5.9 8.8 14.0 18.3 22.0 26.2 27.4 24.0 18.3 13.2 8.2

金額に含まれるもの
  • 添乗員

  • 全朝食、旅程表記載の食事
    :朝食×7 昼食×2夕食×6

  • ツアー中交通機関

  • 7泊分の宿泊(三ツ星)(全て朝食付き)
    ※高野山の宿坊はあくまで寺の宿舎ですので、星によるランク付けはされていません。
    :京都1泊、高野山1泊、和束2泊、鳥羽2泊、名古屋1泊

    ※別途追加料金2万円で東京泊も可能です(新幹線、東京駅付近ホテル宿泊費込み)。ただし、東京駅~ホテル間の移動はご自身でお願いいたします。

  • 旅程表記載の観光施設、アクティビティ等の入場料

  • 二日おき、三日おきにホテルから別のホテルへのスーツケースの配送料金

  • ※幼児/子供料金はお問い合わせください。また3名一室ないしはそれ以上でご宿泊をご希望のお客様はお問い合わせください。ただし、ホテルの設備または空室状況によりましてはご相談に応じかねる場合もございます。

金額に含まれないもの
  • 航空券

  • 旅行保険

  • 個人出費

  • 旅程表に記載のない食事

  • 旅程表に記載のない自由行動中の交通費や観光施設の入場料、アクティビティ等

  • チップ(任意)

※ツアー出発前日までのご宿泊やツアー終了後の延泊をご希望の場合はお問い合わせください。

ツアー催行日/料金

日付をクリックして予約/問い合わせにお進みください。
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