東国三社の一つ・香取神宮参拝と、“小江戸”佐原観光　東京発日帰りツアー

  ※ホテルピックアップ希望の場合：別途追加料金　￥5000
     

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東京から少し遠出をして、関東平野ののどかな風景に包まれた千葉の田舎へと小トリップはいかがですか？
高層ビルや人ゴミ飲まれての都内散策に疲れたのなら、少し息抜きをしてみるのもいいでしょう。
山地が7割を占める日本で田舎というとやはり山岳部が多いですが、このツアーでは日本最大の河川利根川の下流域に広がる平野が目的地です。

まずはトイレ付高速バスでのんびり東へと向かっていきます。早起きした方はバスでゆっくりお休みください。
到着したらもうそこは神域の入り口です。
最初の見学地の香取神宮という名前はまだ海外まではあまり名が届いていませんが、日本で非常に格式高く由緒正しい神社の一つで、鹿島神宮、息栖神社とともに東国三社と呼ばれ、三社めぐりが古くから行われています。
また今ではパワースポットとしても知られ、老若男女が訪れる場所となっています。
神社の中で最高位に位置するのは和歌山県の伊勢神宮ですが、伊勢を除いて「神宮」の名が許された神社は香取神宮と鹿島神宮のみでした。
香取神宮で祀られているのは刀剣の神様で勝負事に関しての御利益があることで知られています。
都内から離れた田舎にあるため、公共のアクセス手段が限られているため、高い格式と立派な社殿にも関わらず、あまり名が知られていないため普段は参拝客もすくなく静かな神域の雰囲気を感じることが出来るのではないでしょうか。参拝後は参道界隈で自由昼食をとり、一日4便のみしか走らないローカル路線バスで佐原へ向かいます。

佐原は利根川下流域の香取神宮近くで発展した町の一つで、現在では埼玉の川越同様に「小江戸」と呼ばれ、かつての江戸の景観を残し、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
また利根川下流域の湿地帯を指す「水郷」という言葉がセットで用いられ「水郷佐原」という呼び名が一般的に定着しています。
利根川から分岐した小野川沿いに古い街並みが見られ、小野川の舟巡りは大変人気のアトラクションです。

この町は日本の歴史上の偉人伊能忠敬を輩出したことでも有名です。
簡単に言ってしまうと、日本のほぼ全土を測量し地図のデータを取ったということになりますが、想像を絶する努力がそこにはあります。
というのも、彼はなんと隠居後全くの素人から天文学と測量を5年かけて学び、足かけ17年で日本のほぼ全土を舟ではなく自分の足で歩いて測量し、現代の地図と誤差がほとんどない正確な地図を作りあげました。
こつこつと地道に努力して成し遂げる姿は日本人の真面目な実直性を体現しているとも言えるのではないでしょうか。
佐原ではそんな伊能忠敬の旧家や記念館を見ることもできますし、当時のような江戸情緒あふれる町並みを散策したり、川沿いの柳を見ながらカフェでゆっくりと過ごすのもいいでしょう。
埼玉の川越ももちろん雰囲気のある江戸の街並みをご覧いただけますが、観光客が少なく、よりのどかな雰囲気を楽しみたい方は是非佐原を訪れてみてください。

そして最後は佐原の歴史ある酒造で酒蔵見学をし、試飲を楽しんでください。
お酒を使ったスウィーツ等もありますのでちょっと変わった日本風のお土産に買ってみてはどうでしょうか。

帰りもトイレ付バスで東京へ直行しますのでご安心ください。
 

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★解散場所：東京駅