富士ベストビュースポット６選

日本が誇る霊峰富士山は東西南北、春夏秋冬でそれぞれ違う顔を見せてくれます。一日の間でも朝もやの中で見る富士と日中に雲がかかった富士、夕暮れに染まる赤い富士では全く印象が異なることでしょう。ここではそんな富士山を見るオススメスポットをいくつか紹介していきます。

• 河口湖畔（山梨県）

富士山の間近でその迫力を余すことなく味わうにはここが一番。湖畔を散策しながら湖越しの富士を見るもよし、遊覧船から見上げるもよし、富士パノラマロープウェイで山頂まで上り、河口湖全景と富士の両方を楽しむのもよし。湖周辺には様々な見所もあるのでレンタサイクルで周るのもオススメ。

• 新倉山浅間公園（山梨県）

ミシュラングリーンガイドの表紙を始めとして多くの海外の雑誌で紹介され、おそらく海外ではもっとも有名な富士山の風景ともいえるのがこのここから景色。春にはサクラと五重塔と富士という日本を代表する構図を一枚におさめることが出来る大人気スポット。

• 本栖湖畔（山梨県）

ここからの富士は日本人なら誰もが見たことがあるはず。そう、千円札の裏側に印刷されている逆さ富士です。本栖湖畔から少々登山道を登った中ノ倉峠からかつて富士山写真で著名な岡田紅陽が撮影したものです。富士五湖の中で最も深く、透明度の高い美しい本栖湖ですが、やや奥まった場所にあるため訪れる観光客も少なめ。大自然に囲まれ静かな空気の中で富士を満喫しましょう。

• 三保の松原（静岡県）

天女が舞い降りたとされる美しい松原のある景勝地であり、様々な富士山を対象とした芸術の源泉の一つとして考えられ、富士山の構成遺産としてユネスコに登録されています。美しい松林と駿河湾と富士の構図が好んで描かれたのも納得の美しさです。また付近には日本平というもう一つの富士の景勝地があり、そこからロープウェイで降りた先には日光東照宮の元祖というべき久能山東照宮も見所の一つ。

• 朝霧高原（静岡県）

富士山の西側に広がる朝霧高原は東京と反対側にあり、鉄道も通っていないため、観光資源といえば富士山と広大な牧場くらいのもの。そのため登山道もなく、何一つ富士山との間を遮るものがなく、その全景を十分すぎるくらい堪能することが出来るはず。牧場のミルクを使ったソフトクリームは濃厚で大人気。

• 三島スカイウォーク（静岡県）

新幹線停車駅の三島と箱根の間に2015年にできた新名所。人道吊り橋では日本最長の400メートルを誇り、富士のビューと駿河湾の景色を楽しむことが出来ます。景色を楽しむ為だけに建造された橋で、実用的な用途はとくにない。アスレチックやセグウェイ、バギーなどのアトラクションもあり、特に橋と平行して滑るジップスライドには長蛇の列が出来ることも・・・。